市来農芸高校では、学校近くの市来漁港から汲み上げた海水を10倍に希釈し、大玉トマトの一部に散布する栽培を行っており、平均糖度8という高い数値を記録しています。海水にはマグネシウムやカルシウムなど植物の生育に必要なミネラルが豊富に含まれているため、適切に希釈して散布すれば、塩害を避けながら生育の促進や品質の向上につながる可能性があると考えられます。
昨年度の課題研究では、海水が土壌に有効である可能性を示唆しましたが、データ不足により十分な解明には至りませんでした。本研究では、海水の葉面散布がトマトの生育に与える影響を調査し、その有効性を検証するとともに、本研究の結果をもとに、新たな栽培方法の確立につなげることを目指します。
●農業クラブ鹿児島県大会
2026年6月11日、市来農芸高校で開催された、農業クラブ鹿児島県大会プロジェクト発表会に農業科2年生徒6名が出場し、最優秀賞を受賞しました。この受賞をもって、8月に宮崎県で開かれる九州大会に出場することとなりました。
鹿児島県大会発表の様子
●農業クラブ九州大会
2026年8月6日、宮崎市で開催された農業クラブ九州大会プロジェクト発表会分野Ⅱ類(国土保全・環境創造)に農業科2年生徒6名が出場しました。10分間のプレゼンテーションと質疑応答、および活動記録簿にて審査が行われました。
●カゴシマ農園および鹿児島大学訪問
県大会終了後の6月23日に、カゴシマ農園を訪問し、トマト栽培について生育調査を効率的に行う方法や管理作業での注意点等をわかりやすく教えていただきました。カゴシマ農園は本校OBでもあり、日頃からトマト栽培について助言をいただいております。
また、同日午後には鹿児島大学を訪れ、本研究のきっかけとなる授業をしてくださった鹿児島大学農学部の吉田先生からアドバイスをいただきました。